アメリカ株投資入門

アメリカの株式に投資をしてみたい!けど、よくわからない!というアメリカ株初心者向けのブログです。

アメリカ株に投資する理由

なぜアメリカ株に投資するのか?

なぜ日本の株式ではなくて、わざわざアメリカの株式に投資するのでしょうか?

簡単に結論を言ってしまうと、

「日本の企業より、アメリカの企業の方が、今後成長しそう(儲けそう)だから」

です。

とてもシンプルな理由ですね。

 

株式投資をする、つまり株を買うということは、その株式会社(の一部)を買うということです。株式投資をすることで儲かる仕組みは二つあります。

まず一つは、企業が稼いだ利益の一部を株主に配る(配当)です。儲けた利益のうちのどれくらいの割合を配当に回すかは企業によって異なりますが、当然たくさん儲けた方が配当も大きくなりやすいです。配当は、株価に対して、何%という形で表現されることが多く、今後、成長する企業の方がお得です。

例えば、1株100万円買って3万円の配当なら3%です。その後、企業がより儲かるようになり、1株に6万円の配当を出すようになったとします。この時、株価が200万円になっていれば、同じく3%の配当です。しかし、以前に100万で買った人にとっては6%の配当をもらっている計算になります。

 

また、企業が成長する(より大きな利益を上げるようなる)ことで、企業の価値が上がっていきます。それに伴って株価も上がることで、最初に株式を買った時よりも高い値段で売ることができます。そうすると、投資家は売却益を得ることができます。

ただし、配当はマイナスになることがないのですが、売却益は、売る時の方が株価が安くなってしまっている場合は損失が出てしまうことに注意です。

 

配当にしろ、売却益にしろ、これから成長する企業に投資する方がお得です。

 

もちろん、日本企業の中にも、今後飛躍的に成長する企業はたくさんあると思います。しかし、アメリカの会社の方が、もっと成長する可能性があると思うから、アメリカ株に投資するのです。

 

為替変動のリスクは?

アメリカの株を買うためは、米ドルで決済をする必要があります。普通、日本で暮らす私たちは日本円で生活していますので、今持っている日本円を、一度米ドルに交換してからアメリカ株を購入する必要がります。買った株式を売却すしたときにも、受け取るお金は米ドルです。そのため、日本の株を購入するときにはない、為替リスクがあります。

 

しかし、為替の変動は、長い目で見ると、おおよそプラスマイナス10%程度に収まっていることが多いです。そのため、長期投資をするとそこまでのリスクがないのではないかと思います。

また、逆に、日本株でも為替の変動で株価が上がったり下がったりします。つまり、日本株を買ったとしても、為替の変動による損失(株価値下がり)のリスクは存在すると言えます。

そのため、アメリカ株だから、特別な為替リスクがある、とまでは言えないと思います。(これは基軸通貨の米ドルだけの話で、他の通過の場合には、やはりリスクがあると思います)

 

ただし、為替取引をする必要があるため、日本円と米ドルの交換に手数料が発生するということには注意が必要です。

 

為替については、また詳しく記事を書きたいと思います。